やちけあについて

我が国において、2008年をピークに総⼈⼝は減少に転じ、65歳以上の⾼齢者⼈⼝は上昇し続けています。2018年9⽉時点で総⼈⼝における⾼齢者の⽐率が28.1％となり、2025年には30%、2040年には35%を超えてくると⾔われています。
⼋千代市では、2025年における⾼齢化率は26.5パーセントと全国平均は下回ると予測していますが、医療や介護がより必要となる75歳以上⼈⼝の増加は著しく、医療や介護資源の不⾜が予測されます。

病気や障害を持っても住み慣れた場所で安⼼して暮らし続けられるよう、国は「医療・介護総合確保促進法」や介護保険事業の⼀環として「在宅医療・介護連携推進事業」等を⽴ち上げ、様々なサービスや資源の整備に着⼿しています。
しかし、在宅療養⽀援診療所の数も伸び悩んでおり、介護現場では常に⼈材不⾜の状況が続いています。

市⺠の療養⽣活を⽀えるために、各医療機関、各事業所で様々な取り組みがなされ、それぞれが⽇々努⼒していますが、なかなか⼗分とは⾔い切れない状況です。
現在、それぞれが⾏っていることを集約し、医療や介護に関わる専⾨職が⼀致団結し協働することで、限られた資源の中で⼗分なケアを市⺠に届けられる体制が構築できると考えられます。

そこで、私達は、⼋千代市における医療・介護連携を推進し、地域医療・介護に関わる専⾨職が⼀致団結して協働することで、質の⾼い・温かい地域包括ケアを提供し、⼋千代市⺠が病気や障害を持っても住み慣れた地域で安⼼して暮らし続けられることに貢献することを⽬的として、特定⾮営利活動法⼈「やちけあ」を設⽴することとしました。